宮部みゆき「R.P.G」再読。
何もこんな気分の時に読まなくてもよかったかもしれない。
1年ほど前に古本で買って流し読みして以来。
筋道だった感想は書けそうもないくらいマイナ気分になっているので、印象に残った、ストーリーの核となりそうな事柄を箇条書きしておこう。
- 家族のありかた、親子関係
- 「誰も本当の自分をわかってくれない」
- ネットの中のつながりに真実を見出す。
- もちろん、ロールプレイ。何を演じるのか。
- 舞台設定(本当に舞台劇のよう)
- 正しいと思うこととは。
今回は脇役をじっくり読み込めました。
「母親って、悲しい生き物ですね」
宮部みゆきらしい、優しい視線がここにもありました。
なんていってて、実は「クロスファイア」も「模倣犯」も読んだこと無いのですが、石津刑事も竹上刑事も素敵な人たちですね<誰に言ってるの?