トリック読んでみた。
部屋の整理をしていたら古本で購入した小説版?トリック1と2を発見。
- 作者: 蒔田光治,林誠人,堤幸彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/12
- メディア: 文庫
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…これ、小説版なんかじゃないょ!!
あの面白かったドラマをすごく忠実に文章化しています。
ビデオなりDVDを借りてきて見直さなくてもこの一冊があれば大丈夫!
映像を腰を据えてみる時間がない私にはうってつけの本でした!
地の文の説明が非常に丁寧で、読んでいるだけで映像が思い起こされます。
最終回の「黒門島」を見逃していたので*1この内容が分かったのは良かったです。うん。
(誉め殺してみました)
要するに、脚本のト書きをなくしただけちゃうの?
で、その分ミステリ小説としては………orz.
まあ、サスペンスを盛り上げようにもドラマ自体がそういう構造じゃなかったからねえ。
でも殺人が起こるのにその描写がおざなりすぎだったり
騙されていた病気の少年が最後に偽超能力者に話しかける場面の切なさとかが
もう小学生の作文並みに*2淡々と情景が描かれていたりして
久しぶりに痛いチョイスをしてしまったようです。
2の方は未読なので楽しみです。ええ。