白色ワセリン(ソフト)

外資系化粧品会社のリップサンプルをおためししたのですが、やたらと唇が荒れてしまった*1ので学内の生協に走って購入してきました。
最近息子殿が小児科で処方してもらったおくすりと同じと思われます。
ごく少量で油の被膜を作って、乾燥防止。
特に炎症などを起こしていない、単に乾燥している場所ならワセリンでかなり改善されました。
白色、というか半透明、低温でも堅くなりにくい(らしい)、刺激もほとんど無し、という素敵な代物なのですが
時々「ワセリン中毒」でぐぐって来られる方がいらっしゃいます。


で、これを機に薬剤師さんに聞いてみました。
「ワセリン中毒って言葉を聞いたことあるんですが、どういうものなんですか?」
1.日本薬局方の冊子には特に載っていません。
2.webで調べたところ、Yahooだと2件。その内1カ所が…ここです。
幸い眼鏡が素敵なおねえさんはここは開けませんでした。よかった。
(もう一カ所が私が以前URLを書いた「合成●●に注意!」系ページなのです)
3.Googleだと写真を載せているblogが引っかかります。
ワセリンを使って写真を撮る手法があるんでしょうか?
4.薬品会社のページに行こうとしたら、おねーさんがパスワードを間違えたらしく見られませんでした。
そんなおねーさんにモエ(うそ


結論。
皮膚からはほとんど吸収されませんから、まず無害と思って良いんでしょう。
特に医学的に報告されているような中毒の例はありません。
あるとしたらすぐに検索で引っかかるはずですから。
この言葉を使っている方は「一度使うと手放せない」というような言葉のあやなのかもしれませんね。

*1:いつものことなのについ試してしまう自分が憎い。