どうも合わない

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫)

ごっつう長い時間かけてしまいましたが読了。
確かに冬枯れの京都北部の山の中には、おどろおどろしい洋館が似合いそうです(住んでる方ごめんなさい


麻耶雄嵩は2冊目で、初めて読んだのがこちらでしたが…。

鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)

鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)


…何か一緒じゃね?
というのが感想。


まだ「鴉」のほうが横溝っぽい設定などが好みだ。
ラストでのどんでん返されは嫌いじゃないけど、いや、それはさすがにアンフェアじゃないかなあ。
あと、トリック…。これ、笑うとこなんですかね?


わたくし、感情移入しやすい性質でして、どうしても主人公に肩入れしちゃう読み方なんで合わないんでしょうね。(ネタばれになっていないことを願うばかりです)
あと性格の悪すぎる探偵もちょっとね…。


この人の作品をもう少し続けて読むかどうか、ちょっと考え中です。

名探偵 木更津悠也 (カッパ・ノベルス)

名探偵 木更津悠也 (カッパ・ノベルス)

これが凄そうだ。