島田荘司もーど
- 作者: 島田荘司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/13
- メディア: 文庫
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どこが加筆されたりしたのかさっぱり分かりませんでした。
ファンとはいえませんね。とほほ。
しかし、初めて読んだ時の感動や衝撃がもはや得られないどころか、陳腐にすら感じられてしまうのは…。
仕方ないんだけれど、ちょっとかなしい。
鋼鉄の馬を駆って「異邦の騎士」が登場しても、敬介さんのように心奪われることは、もうないのです。
なんていうか、うーん、古典?バイブル?
……というほど御手洗石岡*1好きとは公言できないので、今回読み返しておおむね満足してしまったこともあり、現在この本は「置き場に困ったら処分するかもしれない」カテゴリに入っています。
これが例えば、「四十六番目の密室」、「空飛ぶ馬」あるいは「ブラウン神父の童心」なら「共に白髪の生えるまで」カテゴリなのですね、わたくしの場合。
「すべてがFになる」は……ちょっと微妙かな。
*1:どちらが左に来るのでしょうか。