oligo戦争勃発?(大学院はてな)

昔はクラボウ*1へ注文、1週間後くらいにやっと届いてましたよ。
PCRかけるだけの単なるゲル濾過精製オリゴでですよ!
ミーティングでは「オリゴが届いてないからまだやってません」なんて言い訳が通った時代もあったわけですよ。


その後、納期が早いと言うことでサワディー(現QIAGEN)*2に変更していたわけですが
京都に会社がある?proligo社がEasyOligoという商品*3で30merまで2000円という価格で勝負にでました。(主観)
実際喜んでこちらに乗り換えたときはそれほど値段は意識しておらず
ネット注文なら夜8時まで当日受付、翌日発送でしかも自転車便でおくってくると言う迅速さがポイントでしたが。
しかもproligoは注文ポイントがたまるとスタバカードがもらえたりするという特典付き!わーい。
とか思っていたところ独法化の影響で事務が混乱し、しばらく使用禁止となってしまったのです(;_;)


つまり研究室への直接請求をおこなっていたproligoではなく、既に納品業者を介して請求可能であった北海道システムサイエンス*4への変更です。
ここから話は急展開です。
この北海道、じつは神戸に工場(というのか?)があり、そこから送ってくるらしく意外と納期も早いです。
が、ポイントは価格。
この春からoligo kidsという少量注文を受け付け始め、これがなんと1mer63円でした。(キット代が別途必要ですけど)
PCR用primerなら極少量を注文し本当に増幅可能か試したりするのでこれは魅力的です。
このサービスに他社もかなり勉強*5してくれました。


まず、Invitrogen*6。試薬でもおなじみです。神戸にあるとか。
80merまでと長い物も合成可能なのが売りですが、それを脱塩カラム精製で60円/mer。
4時までにweb発注すれば44merまでなら翌日出荷(いずれ翌日着に変更するらしい!!!すごすぎ!)です。
メールで交渉し1mer100円を4割引きさせた鬼(ほめ言葉☆)がうちのラボにいるわけです。


価格だけならもっとすごいのはタカラの地域限定オリゴ合成サービス。メールで注文です。
こちらは30merまでなら驚きの50円/mer。
午後三時までなら翌々日出荷とのことですが、なんと試薬などと同梱で発送、それを持ってきてくれる業者さんに運ばせるとのこと。
ここで輸送費を節約するとしても、ほんとに利益が出るんでしょうか??
勿論使う側としては大歓迎ですけどね。