まだ荻原規子づいている

この間「樹上のゆりかご」を読んで、ヒロイン上田ひろみ嬢の理想の人トークになんだかもにょもにょしたものを感じていたのです。
読了後、同じ作者の作品紹介ページ(なんていうんだろうああいうの)を見てみると
「15才の誕生日にアラビアンナイトの世界に迷い込んだ上田ひろみは…云々」という本の紹介がっ!

な ん で す とー。


やっぱり、作家の作品は手当たり次第ではなくて時系列で読むべきですね…orz


ええ、面白かったですよ。
夢の世界の御伽噺でした。
世界観のリアリティのなさがいかにもそれらしい(ほめているつもり
女子中学生からジンになってしまうなんて夢の中の肉体感覚のなさを投影しているようで、その発想、ステキです。
自己セラピーのお話と作者がおっしゃるとおり。