藁にもすがる

大正生まれの祖父が、がんとのことでした。
○○キノコや藻類といった、高価な「健康食品」に頼る人がいることは知っていたけれど、人の弱みに付け込む悪徳業者に怒ってはいたけれど、それでも頼ってしまう人々を哀しいとは思っていたけれど。
やっぱり、身内のこととなると冷静ではいられないもので。
何か、いい食品はないだろうかと考えてしまう。
そんなもの食べるひとではないだろうけど。


ありえないことと分かっていても不可能だと知っていても「いつまでも健康で長生きして欲しい」「変わらずにいてほしい」と願ってしまう愚かさときたら。
タバコを60年吸っていても肺がんにはならないものなのですね。それだけが意外でした。
どうか、あまり苦しい思いをせずに穏やかに日々を過ごしていって欲しいと思います。
どこまでもそりのあわないであろう相方も連れて、年末には帰ろうと思っています。