が苦心…がんばる?

んー、でもポスドクや若手研究者が子供を産んで育てるのも、できないことはないと思うのです。
留学前に出産して、8ヶ月の子と二人で渡米し2年間研究してきた人。
日本に留学中に2人目の子供を作って、その子は母国(中国)に置いて、上の子をつれて今度はアメリカに留学した人。
マネはできないけど、勇気付けられます。
学振にもこういうのができたわけですし…ね。

特別研究員-RPD 制度の概要 | 特別研究員|日本学術振興会

出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰する環境を整備するため、研究奨励金を一定期間支給し、研究活動再開を支援する

普通の学振と違って、年齢を問わない。
性別も不問。(すばらしー)
そして普通のと併願可能。


だからといって、研究者が子供がどんどん作れるかってゆーと、それはどうだろうかとは思うけど…。
「二人目はどうするの?」ってきかれたりしますが、現状では無理だと思っています。
これだけ不安定な身分にいる以上、「下流社会」に子供を放り込んでしまうかもしれない不安を払拭できない。
自分が十分すぎる教育を受けさせてもらったのに、
それと同等の物を子供に与えてあげられないかもしれないというのはつらいです。。
このニュースhttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060314i404.htmを読んで暗澹とした気分になりました。
将来的には、

博士の親は年収が少ない=子供は頑張っても大学どまり
修士の親は年収が多い=子供が大学院まで行く(でも博士は辞めとき!とか言われる)

みたいなことになるんだろうか。