知らなかったよママン!

銀河英雄伝説のマンガが再開されていたなんて!!
しかも掲載誌がコミックリュウだったなんて!!
パンドラの惑星!ノリ・メ・タンゲレ!キャウ・キャット・キャン!*1


たまたま書店によって、ちょっくら久しぶりにBLコーナーでも覗いてみるかぁ、と足を踏み入れたところで目に付いたのが「Chara」でした。
徳間さんのその昔の銀英伝マンガ掲載雑誌*2ですが、創刊当初の目玉連載だったかと記憶しています。
当時からかなり男の子同士が仲良くしているマンガが多かったので銀英伝好きの男性諸氏はさぞかし買いづらかったのではないかと推察されますが、今では立派なボーイズがラブしているマンガ雑誌となっておりました。
ぱらぱら、とめくってから最後尾の目次欄を見ていると「銀河英雄伝説愛蔵判のお知らせ」が目に付きました。
またか。
何回出すねん、と思いながらその広告を探すと、相変わらずラブい広告ページの片隅にひっそりと立つ誰かさん*3のイラストとともに「銀河英雄伝説」のタイトル、そして「コミックリュウで大好評連載中!」の文字。


ええええええ。まじすか!


あわてて少年誌コーナーへ移動して探してみました。
安彦良和さんのイラストの横に「巻頭カラー 銀河英雄伝説」の文字がっっ。
夢じゃないんですね……!
青年誌や四コマ雑誌のような中央をホチキス止めしてある安っぽい装丁のなかに以前よりもキラキラ度が減ったキャラクターたちがいました、ちゃんといましたよ。
えーと、ゴールデンバウム朝の少年(幼児?)皇帝が誘拐されて同盟のほうにやってきちゃうのって何巻でしたっけ?とにかくそのへんのお話でした。


ヤンが、ポプランが、なんだかやつれてる。
ラインハルトが、シェーンコップが、ますます鋭角的になってる。
少女誌フィルタを取り除いたからなのか、描き手の絵柄がかわっただけなのか、どちらなんでしょうかね。
あ、でもトリューニヒトとか、メルカッツとかのおっさんはあまり変わりませんね。萌える。


正直11巻、すなわち原作2巻分が終了した時点で完全に諦めていたので、また読めるだけでも本当にありがたいことではあります。
しかし原作:田中芳樹、作画:道原かつみの他に「構成」を担当しておられる方のお名前があるのが、時の流れってやつかと思ったり……
で、百合雑誌の隣に並んでいるのは昔の反動かなにかですかね?
立ち読みしにくかったですよう。

*1:昔の道原作品ですがリュウに連載していたかどうかは知りません

*2:途中で少年キャプテンから変わったのでしたか

*3:ほんとに誰の絵かわかりませんでした。青年なのですが誰だ