改めて読み直してみて

ブルータワーを1冊の単行本じゃなくて新書版にして、キャラクターの書き込みを増やして、「青の塔」以外の塔の事情なんかや塔成立までの歴史あたりももう少し明らかにしていって、お色気シーン(大してないけど)やオトナなお話については若干減らして、10巻完結ぐらいにしたらいいんじゃないかと思いました。



銀河英雄伝説」みたいで。


(以下はキャラクターについての微妙なネタバレあり。ご注意)


初見ではあくまでキャラクターよりもストーリーを追うことに集中していたのですが、改めて登場人物たちを見直してみると


妻子を殺されたマッチョなボディーガードとか
ゴーグルで目の表情が見えない怜悧な政策秘書とか
貧しい階層出身だけど主人公に拾い上げられる聡明な美少女とか


もう、なんていうか、ステレオタイプすぎてさ、読んでて恥ずかしくなるのよ。
でも10代前半なら楽しく読めたんだと思うのです。