リアルはてなワールド…もとい200804京都オフの極私的参加記録

結局眠りにつかなかったのでそのままダイアリーを書くことに。
はてなハイクをやっていない方には不親切極まりないことで申し訳ないのですが、本日はてな本社内に*1踏み込みましたのでそこへ至るまでの過程とその後のもろもろをうだうだと綴っておこうと思います。
長すぎる上に腐ってますので我ながらキモイです。
なんか生きててすいません。


でも、ほんとうに皆さんありがとうございました!
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
しかしそれが全く伝わらない文章になっている自信があります。



  • 本日は相方不在なり(明日セミナー当番予定)

今日はいいお天気。
ニチアサキッズタイムが終わりに近づく頃でした。
家事を片付けつつ、子供をどこへ連れ出そうかとネットを立ち上げたところ、はてなスターのレポートメールが来ていました。
そのメールのリンクからハイクへアクセスしたのがコトの始まりでした。
そこではてなハイク サービス終了のお知らせを発見します。
へー、ハイクでオフ会なんてあったんだー、と思って見てみると、
今日、これからやん!!
いいなー、と思わず書き込んでしまいました。

  • でも最初は行く気なかった

だってグループが立ち上がってたことすら知らなかったんですよ。
交流があるユーザーさんってとくにいらっしゃらないみたいですし、ハイクのふいんき(なぜかry)とかあんまり知らないから空気読めないですもん。
そんなところにホイホイ子連れで参加して主婦うぜーとか思われたくないじゃないですか。主婦ちゃいますけども。
ちなみに今日の本来の予定は鴨川散歩→下鴨でみたらし団子もしくはラマルティーヌのケーキ、というコースでした。
ん……でも下の方の、つまりちょっと古いエントリを読み進めていくと

    • 社内見学あり
    • しかもid:kiyoheroさんが案内してくださる

ktkr!!きよへろさん見たいっす!!!!
ということで完全なミーハー気分で微妙ながらも参加表明をしたのでした。

  • きよへろに逢いたい*2

息子には「今日はバスと地下鉄で出かけよう」とだけ説明し、家を出たのが12時過ぎです。既に集合1時間前ですが間に合うのが地元民のうれしさよ。
何か音のしないおもちゃ持って行ったら良いよ、というと

ずいぶん昔に購入した小さなしかけ絵本*3をチョイスしました。
魔法ケータイ マージフォン

魔法ケータイ マージフォン

なお、最初は↑こいつを持って行こうとしたので「うるさいからダメ!!」とやめさせたのですが……ネタ的にはこちらの方が正解だったのかもしれないと今更ながら思います。
程なくして烏丸御池に到着しました。

  • 気がつけばフェードイン

時間的にはジャストでした。エスカレーターを上がって少し歩くと一番改札口のむこうに、なにやら数人の人間がたむろしています。
ま ち が い な い……!
あの年齢的にはおそらくM1層、ちょっと線の細い(失礼すぎやしないか)お兄さんたちの集まりこそがはてなハイクオフ会もとい男の戦場なんやね……!
そうです、どなたかが「女子率が…」と書いておられたとおり、オンナノコがいらっしゃらない集団でした。
ああでもあの真ん中でいちごミルク*4の空き紙パックを持ってらっしゃるのがきっときよへろさん!
他の方が分かってないのでそれ位しか頼るよすががないわけで。
右手を握る息子が
「ママどこでごはんたべるー?」とか言ってきますが、ごめん母さんそれどころじゃないのよなんか手に変な汗かいて心臓ばくばくしてきたのよぉぉ。
一応さぬきうどんを食べに行くつもりでしたが、もはや上の空です。
冷静を装って市バス地下鉄回数カードをお財布にしまい、ほんとに遠巻きにしようかという一瞬の誘惑を乗り越えて、声をかけました。
「こんにちはーー♪」
なんだこの挨拶は。ナンパかキャッチか。
そこで初めてid:teraponさんが幹事さんでいらっしゃることを知ったのでした。
緊張のあまり自分のidをお知らせしたものの、他の方の顔とidが全く紐付けられておりません。(実は今もまだよくわかってません)

  • あやうくフェードアウト

その後しかけ絵本を自慢していたりした息子が飽き始めたので少し改札付近をうろついていると、中二階のギャラリーで昔の市電写真の展示がされているというポスターを発見。
「古い電車の写真見ようよ」とごまかして階段を上がります。
ち、違うのよ!話すことがないから逃げ出したんじゃないのよ!!
白黒の風情ある市電写真のほか、地下鉄工事の際に出土した瓦なども無造作に展示されていたりして改札口を半分囲むようにぐるりと一周、息子的にはまあまあ楽しめたようです。
しかし階段を下りてくると、最後の一人の後姿が出口につながる階段に消えていくところでした。
やっべー!置いてかれる!(自業自得です)と息子と二人追いかけました。

  • 楽勝楽勝!(by菊川怜)<京都ローカルCM

階段を上ると某マンションブランドCMで見かけるミラーなビルの前です。
ザ、烏丸御池
向かいの改札を上ったところでも以前はてなユーザーなお姉さまとオフの際に待ち合わせたなーなんて思っていると、スタート記念写真を撮ってupしてくださるとのコトで階段横にみなさんと並びます。
なんという距離感のつかめなさ。
ここで自転車乗りという情報からid:fmht7さまとid:TAUさまを混同していたように思います。
しかしカメラマンをしてくださったteraponさんに
「次私が撮りますよ!」などと言ったにもかかわらず撮影後にはまったくスコーンと忘れてしまっていたのはやっぱり緊張していたのかもしれません。
隅っこからなるべく消えてしまいたい……と思っている母をよそに真ん中へ突撃しようとする息子が約一名おりましてご迷惑をおかけしていました。
聞くところによると、会社にも社員さんのお子さんが今日はいらっしゃっているとのことで少し安心したり。
これで間が持つかも!と思ったり。
お休みの日に子連れで仕事なんてやっぱりはてなは変な会社、ですよね。
ま、うちのラボもそんなもんですけどね。

そんなこんなで、セブンイレブンの前まで移動します。
おお!ビルのネームプレートに「株式会社 はてな」の文字が!
当たり前なのに感動してしまいます。
皆さんもばしばし撮影中でまさにちょっとした観光スポットでした。
え、私?そんなことしませんよ!
うそです。息子とはてなの社名を一緒に写したろうと思ったのですが、どう考えても一枚に入りきらない上どこにも使い道がないので諦めたりしてました。
テンション上がって暑くなってきた息子がジュースを飲みたがったので今度はちゃんとコンビニで買い物する旨お伝えして、皆さまに待っていただきました。
手土産の一つもなかった*5ことを思い出し、何か買うか……と思ったのですが会社の一階のコンビニで買うのもあんまりかと思いなおし、紅茶花伝のミルクティーだけを購入してプリキュア5のおもちゃにココロ奪われぎみの息子を促してなんとか外の方々と合流、いよいよはてな社内へ突入です!!

ビル脇の扉を潜り抜け、ほの暗い通路を抜けます。
喫煙室から漏れる煙の匂いの奥にそのエレベーターはありました。
9階まで上がると思いのほか明るい廊下が続き、その左手に扉が開けられているはてなのオフィスがありました。
きよへろさん曰く、電話番号などが出なければどこでも撮影可能、とのこと。
うへへ。
扉の脇には「営業やアポなし訪問お断り」との趣旨の貼り紙があります。やばかったー(?)
それはさておき、新しいビルの匂いとともに花の香りが広がっているなと思ったら、受付にはいろんな札のついたお祝いのお花がいっぱいでした。
まあ私などにはどこのことやらさっぱり分からん会社*6さんばっかりでしたので社名は控えます。
社長さんやCTOさんのつながりなのでしょうかねー

  • わあ、ぐーぐるみたーい

すいません、知らんのに適当に言いました。
柱のない明るい大きなお部屋、ラベルがぺたぺた貼られたThinkPadでお仕事中のstaffさん、元気なキッズの声、フロアにはソファーやビーズクッション、バランスボールも転がっています。
男の子おふたりはnmyさんのお子様で、ご兄弟とのことでした。
実はかなりの段階までnagayamaさんのお子さんだと思っていたのでした。我ながらあたまおかしいとしか思えません。
そしてお父様でいらっしゃるnmyさんが思いのほか若くてお洒落さんだったのに驚きました。
素敵パンツを盗撮したかったのですが犯罪になりそうだったのでやめたよ!ほんとだよ!
ニット帽も(暑そうでしたが)お似合いでした。
息子は最初はちょっと様子を伺っていましたが、ちょうど真ん中の年齢だったこともありあっという間にご兄弟に馴染んで転がりまわっておりました。
……かーちゃんも、そんな適応力が欲しかったんよ……
キッズにかまけている間に他の皆さまは社内見学&ドリンクゲットされていたようです。
私もびーるほしかったなー
卓球台の存在も忘れてたしなー
むしろ福利厚生に貢献できるお土産とか持ってきたらよかったなー
他の方々はそれぞれ銘菓などをお持ちになっておられたようにお見受けしました。
皆さんの会話の端々に最近のはてなで話題になっていた(らしい)ネタがちらほらと出てきています。
皆さんすごいなあ、とダイアリーすらろくに更新してないユーザーはぼんやり外を眺めたりしておりました。
ちなみに息子はid:Boromさまに大変構ってもらっており、申し訳なくもありがたかった次第でございます。
あの面食いめ。

  • 危険な徴候

透明なパーティションの向こうはギーク部屋とのコトでしたが。

何このすらいむ超萌えるんですけど……!
深夜ギークさんが煮詰まらはって、あの上であんなことやこんなことを……
と、いかんいかん妄想があふれ出しそうに。
こんな時は腐女子・腐男子グループであれこれ書けばいいのですか!わかりません><
現実には「かわいい!!!」とか言いながら写真撮ってたのですが。
うお、今気づいたのですがよくみたらその奥にあるのはライトセイバーですか??(また妄想モードスイッチが)
たったいまハイクで軽く発散してきました。深夜のダイアリーは危険だ。
!!
そうだ、エレベーターで降りる際きよへろさんのお尻に手を出していた息子はいつかシメテやります。ゆるせん。
クレヨンしんちゃんばりにぐりぐりする予定です。

  • ランチ難民

会議用のテーブルに並んで記念写真を撮っていただいたりもした*7のちに、お昼を食べましょう、ということで御池通を越えて新風館へ向かいました。
駐輪場に林立する自転車の群れを通り抜けると中庭。
初夏のような陽気と眩しすぎる青空によく映えて、色とりどりの布が張り巡らされています。
ステージでは生演奏中。良かった、キヨピーの収録とかじゃなくて
小さなワゴンがいくつも並んで、アクセサリーやその他もろもろオサレアイテムを売っています。
(私にとっては)その光景は不思議なくらい現実感がなく、猥雑といっても良いくらいの空気は京都にいることを忘れさせてくれそうでした……が、現実問題としてお昼を食べる店がありません。でした。
そりゃそうですよね。
子ども3人にオトナも加えて12人。
日曜のお昼時にデートスポットなショッピングモールでお昼を食べようというのがそもそもムボウだったのでしょう。
なんて偉そうなこと言ってますが、お店を見て来て下さったりした方には感謝しております。
私は店の前の扇風機にちょっかい出していた息子たちを監督していただけでしたので、三条通でお昼をテイクアウトして鴨川河畔でランチという案に一も二もなく賛成したのでございます。

  • 難航する進軍

河合塾京都校はす向かいのampmマクドナルド、それとも京都文化博物館のデッキで営業中のhotdog屋さん京都府京都文化博物館という選択肢の中では、息子により当然マクドハッピーセットにならざるを得ません。
はやいやすいうま…くはないけどファストフードです。
しかしnmyさまのお子達は注文してからソーセージなどを焼くというスローなフードすなわちホットドッグ待ちでした。
くそうやはりお洒落なんだわ。
あんな素敵パンツのお父様には勝てるはずもないですが敗北感を噛み締めたのでした。
さて、お昼を調達したら移動です。集合先を定めて何人かの小グループに分かれ東へ東へと歩きます。
三条通は陽気と人出がえらいことになっています。
事あるごとにつないだ手を振り切っては一人で走り出そうとする息子を捕まえるために何度走ったことか。
家を出る前に上着の下をレギンス+パンプスにするかジーンズ+スニーカーを合わせるかちょっと悩んだのですが、後者にしてやはり正解でした。
烏丸〜鴨川まで子どもの足ではちょっとしんどかったと思うのですが、息子にしてはよく頑張りました。
自分よりも小さい子がちゃんと歩いている手前、弱音を吐けなかったのかもしれません。

  • キャッチャー・イン・ザ・鴨川

河原ではなにやらサークルの新歓イベントが行なわれていたりするようでしたが、それを掻き分けて三条大橋の北側へ何とか出ました。
一面の菜の花が満開です。
あのちょっと甘く粉っぽい、花粉の匂いが漂っていました。
花を摘もうとする息子を制して、ちょっとずつ距離を置いて座りながらもなんとかお昼開始です。
塩分脂肪分タンパク質多めのランチも終わりに近づき、隣のユーザさんとの会話の接ぎ穂もなくなってきて、ふと周りを見回すと皆さんケータイでハイク中です。
明るい光の下、川べりに座ってみんなで携帯いじるかモバイルPCいじるか、デジカメ写真撮るか(これは普通か)てどんな集団やねん。。と一瞬心の中でツッコミを入れましたが、うん。そうだね。間違いなくオフ会ですね。
私もここでようやくケータイを見る余裕ができました。
ひとつ何か投稿しようかな、とメールで投稿を試してみたのですがなぜか写真が…でてこない?
どうやら不具合だったようです。なによそのタイミング。
せっかくカピバラ絵を筆ペンで書いたのにさ!
(結局あとで無事アップされていました。感謝です→http://h.hatena.ne.jp/terapon/9245601320827696698
息子は飽きてきて花摘みと蝶取りを始めています。
どうやらモンシロチョウを家で買いたいらしいです。
キャベツ畑にいる青虫をつかまえたら良いんじゃね?
というと、
「家にもキャベツはあるけど青虫はいないね、寒くて凍ってるからー?」なんて申しておりました。
さっきはてな社内で転がりすぎてちょっと打ち所がおかしくなっていたのか、Boromさんの手前ボケキャラを演じて見せたのか、はたまた本気で言っているのか、彼との付き合いが5年を越える私にも図りかねるコメントです。

  • キャッチャー・イン・ザ・鴨川2

男性諸氏はなにやら技術的なお話などで盛り上がっておられたりしていました。
青空の下、ウェブの話で議論を戦わせるなんて設定はそれはそれでモエるんですけども、なんか予想通り私だけハミっ子だなあ……やっぱりアクティブなはてなユーザーさんって技術方面の男性が多いのかなあ……なんて思っていたら。
あれれ?女性が増えてるよ?
見たところ私よりも少し年上ぐらいの女性のかたが、ノーパソ広げたid:fmht7さんの横にしゃがんでおられました。
もしかしてニアミスされてたid:lin-punさまかと思ったのですが、そうではなくて、単なる通りすがりのお姉さまにfmht7さんってばはてなの魅力をプレゼンされておられたようです。
曰く、スターはへぇボタンみたいなものですって!なるほど!
あとはお二人をお邪魔したらいけないので聞いてません。
「いきなりハイクとかディープなもの紹介して引かれないですかねえ」
「大丈夫ですよ、XXXX(機種名失念)持ってはるくらいですから」
なにやらマイナー?なPHS?の端末をお持ちだったようです。
いつか、ハイクで出会えるといいですね!


  • うたげのあと

nmyさんとお子様がまず去って行かれました。
またあそぼうね!とにこやかにきらめいていたあの小さな手に、また出会えますように。
そうして、強い風が吹き抜けて少し空気も冷たくなってきたころあいに、お開きとなりました。
最後のご挨拶もゆるい空気の中終わり、一つのはてなハイカー集団、というかたまりはまた個人個人に戻ったのでした。
その後のみなさまにつきましては、はてなハイクでご覧下さいませ。
トラバとばしまくってしまいますが、すみません。
今後もまたハイクで見かけたりしたら、遊んでやってください。

  • 最後にひとりきり

ああ、でも一人だけどうしても分からなかった方がいらっしゃいます。
お写真とお顔からidは結び付けられるのですが、ハイクはされていない?のですね。
メインアカウントを明確にされたくなかった方がサブアカウントを名乗っておられたのかな、とかいらぬ邪推をしておりました。


  • 長々とお付き合いありがとうございました

ねむいです。
勢いだけで書いた。
でも後悔はしていない。

*1:合法的に

*2:マリリンに逢いたいと同じ語感で読みましょう

*3:なぜか朝トイレで読んでいたのは君とぼくとの秘密だぜ!

*4:何という萌えアイテム

*5:ほんと気が利かないですよね……orz

*6:えと、サイバーエージェントの子会社?とか?

*7:ほんとありがとうございました!