久しぶりにお仕事の話でもしましょうか

なんとまあ半年以上も空けてしまった。
いろんなことがあったのにね。


最近のお仕事では小さい方と懇ろにやっております。
あんまり詳しく書くと各方面から色々怖いので適当に想像で補っていただけると嬉しいのですが
これ、職業病だなあ、と思ったのでちょっとばかり書き残しておきます。


小さい方の体重を量るんです。
毎日、とは言わずとも週に2−3回はデジタル秤で。
あれこれした小さい方とあんまりしてない小さい方では体重の変化具合が違います。
といってもだいたい決まっていて通常、20-25gくらいまで。
だけど、あれこれした小さい方はだんだん体が小さくなってきます。
そのかわりに、増えちゃいけない塊が大きくなってきます。
そして、いずれは塊のせいで小さい方は儚くなってしまわれるわけなのですね。
私のお仕事は増えちゃいけない塊をなんとか増やさずに、あわよくば小さくするようなナニカを作ることが目標です。
そこで、体重です。
あれこれしちゃった小さい方は、だいたい1ヶ月もすると儚げな雰囲気を漂わせはじめます。
そんなときは体重を量る頻度を増やすのですが、だんだん手に持っただけで重さが何となく分かってくるようになります。
20g以下だとあきらかに軽く感じますし、23gなんて見た目だけで明確に大きいです。だいたい0.5g刻みで重さを判断できる人間秤のできあがりです。
なんですが、その増えちゃいけない塊分の重み、をいまだに目測つけられないでいます。
つまり、実際の重さよりもずっしりと重く感じるのですよ。
あれ、秤では20.5gしかないはずなのに、23.5gくらいに感じる…?
そんな錯覚です。
塊の部分をずっしり重く感じる、なんというか恐怖。
恐怖って言ったって自分がやったことなんですけどもね。
命の重みと見るか、命でないものの重みから推察される命の軽さと見るか。


小さい赤い瞳に報いるにはやっぱり結果を出していくしかないですよね。
がんばります。明日もまた。
慰霊祭は今年もつつがなく終わりました。