かなしいとき

はてなリング本格ミステリング」に参加しましたので、久しぶりにミステリ関係の内容でも書いてみようかな。(でも独り言に近いです)


出逢いがあれば別れもあるのは必然、なのですが…
かつてこよなく愛していた有栖川二次創作小説サイトが廃墟化(今後は更新しない)→消滅するとのことです。
よくある女性向け有栖川有栖ファンサイトとは一線を画していたと思うのです。
火村(江神さんでも可)とアリスがラブラブいちゃいちゃるんるんではなく、しっかりした大人の信頼関係に拠っており、かつ原作に近い探偵の脆さもしっかりと表現されていました。
小説自体は有栖川キャラクタがパラレルワールドで活躍するような内容ですが、一つの小説としても非常に完成度が高いものだったと思います。
まあ女性向けの関係性もしっかりとありましたけど、描写はソフトで、かつファンタジーとしてのやおい*1そのものではないので読みやすかった、というのも個人的にはポイントが高かったです。
あと短編のラリィ・ニーヴンパトレイバーをヒムアリ変換、がすごくツボでした。


で、ここまで書いてなんですが、サイトのアドレスは乗せないでおきます。
ここ数年はゆるーい有栖川ファンなのでリンクを貼るのもおこがましい気がしまして。
長編は同人誌として販売をされてもいたようなので、ひょっとしたら私が知らないだけで実は有名なのかも。
それなのに何でこんなことをぐだぐだ書くのかというと、このサイトの作者さんが日記をblogにされたらしいので、いつかトラバなどできればいいな、という色目がすこしあったりもして。

*1:男女のかかわりをそのまま変換したかのような。ちょっと苦手。