ところで君はボーロをたべたことがあるかね?あるよね?

ボーロというのはポルトガル語で焼き菓子のことなんだそうです。
花のような形のざくざく食感なそばぼうろもおいしいし、先日九州土産として初めていただいた丸ぼうろも素朴な甘さがよろしゅうございましたなー。
そして丸ぼうろの箱に入っていた冊子は新聞広告の文章を再録したものらしいのですが、これがまたよいのです。
じんわりしみてきます*1ので、関係ないけどご紹介。
http://www.marubolo.com/media/index.html


で、ボーロはボーロでもあれですよ、離乳食的な、指先ほどの大きさの、丸くてほろほろ口の中で崩れるあのデンプン質なお菓子のことですよ。
崩れつつ口の中の水分を吸い取ってしまうニクイあんちくしょうの呼称について、半年ほど前に京都ネイティブな相方と一戦交えたわけです。

「0才たん(当時)のおやつに衛生ボーロ買ってきたでー」
「衛生ボーロ?衛生てwいつの時代のお菓子やのんwどうみても乳ボーロです本当に(ry」
「乳ボーロとかw名前がエロいやんかw」
「乳=エロにしか直結しない男の人って…」
「いやいや京都人には衛生ボーロやし!あと他にボーロ言うたらかわみち屋のそばぼうろしかない!」
「いやこれは乳ボーロ!ファイナルアンサー!(古)」


とかまあそんな感じで。(かなり脚色あり)
翌日も納まりきらず職場でも聞いてみました。
そうしたら

  • 衛生ボーロ派(京都、滋賀)
  • 乳ボーロ派(大阪)
  • 卵ボーロ派(奈良、神戸出身の母がそう言ってたという京都人)

に三分されました。
他の出身地の人は…
「よくわかんないけど…卵ボーロ…とか?」
ってな感じでなんか反応薄かったです…(このお菓子そのものになじみがない様子の人も)
そこで必殺google先生に聞いてみましたところ
衛生ボーロは京都の会社西村衛生ボーロ本舗
乳ボーロは大阪の会社http://www.osaka-maeda.co.jp/item/yakigashi.htm
の商品名なんですね。
なるほどなじみがあったわけだわー


そして乳ボーロの会社はちょう地元なのでした!なつかしい…
それどころか私的No.1みたらし団子を作ってる会社でした!

にゅうめんなんかもあるんですね。
ここのお店には行ったことがないのですが、かつては阿倍野近鉄百貨店内に店舗があったはず。
我が家では阿倍野にお買い物に行ったら一時期までは赤福(駅売店で売っていた)、その後はここのみたらし団子が定番のおみやげでした。
もちもちで焦げ目が付いた香ばしいお団子に甘さ控えめ醤油風味のあんがたっぷり!
べたべたになるけど構わず食べろ!
翌日以降はレンジでチンすればあつあつでうまいぞ!
むしろあんが残ったらそれだけスプーンですくい取れ!
欲しいヤツは早い者勝ち!
という仁義なき戦いが(主に父と姉弟の間で)繰り広げられる実にバトルロワイヤルなおやつだったのです。


ということでですね、


たべぞうさん、お楽しみ袋欲しい!


(なんか途中からタイトルとずれてるけどきにしないで!)

*1:「昔ながらの理想的な家族だんらんの形態」とそこにあるお菓子としての丸ぼうろ、ってな感じの文章が続くので合わない人には合わないかもしれませんが、それを希求してやまない人もまた多いのだろうなあ、だからこういう広告を続けてるんかなあと思ったり。